兄弟が相続で揉めるという事について
皆様、こんにちは。
相続勉強会講師の村上です。
少しずつ、春の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日は「兄弟が相続で揉めるという事について」です。
私たちの相続勉強会で一番押さえて頂きたいポイントは「揉めない相続」です。
「相続」ではなく、「争族」にならないような対策をお伝えさせて頂いております。
勉強会にご参加頂くお客様は、皆様何かしら「相続」に対して
問題意識を持って頂いている方が多いので問題ないのですが
普段、私が不動産のお仕事をさせて頂いております時にも
「このお客様は相続対策しておいた方がいいのではないか」と
思う方には、軽くそんな事をお話させて頂きます。
でも、そのようなお客様は、
「うちは親族間で揉めることは無いから」とか、
「うちの子供たちはちゃんと話し合って決めるように言ってある」とか、
そんな感じの回答で、自分の子供たちが揉めることなど夢にも思っておられないような回答を頂きます。
また、揉めたとしても「自分たちで解決するだろう」と
思っておられる方がほとんどのような印象です。
しかし、残念ながら相続では、そうは行かないケースが非常に多くあります。
事実、ご相談頂く中で「親族間で多かれ少なかれ揉めている」のは
全体の約90%程度になります。
その90%のうち、「兄弟姉妹で揉めている」のは、ほぼ100%です。
そのくらい、残された子供たちの間で
相続で揉めることは非常に多いのです。
揉めているケースの状況をお聞きしますと、「もう何年も口を聞いていない」とか
「どこに住んでいるかも知らない」とか、
場合によっては兄弟間で裁判をされているお客様も実際にいらっしゃいます。
そんな方々も、子供のころから仲が悪かったのかというとそうではありません。
皆さん、小さいころは一緒に遊んだり、
お風呂に入ったり、仲良く過ごしてこられたのです。
ご両親様も、恐らく「兄弟仲良くしなさい」と言って育ててこられたでしょう。
そう言って育ててきたにもかかわらず
子供たちが「仲良くできなくなる」ような要因を放置しておかれますか?
私は、少しでも揉める要因になる事は対策して頂きたいと思っています。
兄弟で揉めてしまうような相続にならないよう、対策されておくことをお勧めします。
今回のコラムは以上です。
何かしら参考になればうれしく思います。
私どもの相続勉強会は引き続き、開催中です。
また、3月には「実家の相続セミナー」を初めて合志市にて開催予定です。
4月には、「墓じまい」や「お葬式」と相続のセミナーを開催予定です。
ぜひ楽しみにしておいてください!
お読み頂き、ありがとうございました。
お気軽にご来店&ご相談ください
コラム記載:村上